au版 iPhone5sをdocomo系の格安SIMで運用するには

先日ヤフオクiPhone5sを入手しました。
docomo系の格安SIM(MVNO SIM)で運用するつもりだったので、docomoiPhone5sを入手すれば特に苦労は無かったのですが、たまたまau版のものが良い状態で安く手に入ったのがだったので、いわゆる「ゲタを履かせて」対応することにしました。

iPhone5sdocomo系の格安SIMを使用するには

総務省SIMロック解除を義務化したことにより、2015年5月以降に発売されたiPhone(具体的にはiPhone6s)に関してはSIMロック解除で他社のSIMを使うことができるのですが、iPhone5sは、それ以前の機種なので残念ながら対象外。
そこで正攻法としては、docomo系の格安SIMに対応したdocomo版やSIMフリー版のiPhone5sを入手することになります。そのせいか、au版やsoftbank版のiPhone5sに対してdocomo版の相場は5000円高く、SIMフリー版は、さらに1-1.5万円高いです。または、au版のiPhone5sであれば、docomo系の格安SIMをあきらめて、au系の格安SIM(mineoやUQ mobile)を選択するという手もありますが、docomo系格安SIMの選択肢の多さやこなれたサービスは魅力的で捨てがたいです。
もう一つの方法として、au版やsoftbank版にいわする「ゲタを履かせて」、あたかもSIMフリー版かのように使うことができます*1ので、今回はこちらの方法で対応しました。

au版やsoftbank版ユーザーの強い味方、R-SIM10+

今回使用したのが、こちらのSIMロック解除アダプター*2、R-SIM10+です。

R-SIM10+以外にも類似の製品(ゲタ)はあるのですが、安価なのとAmazonのレビューや利用者のブログなどの情報が多いのでこれにしました。

R-SIM10+を使って、au版のiPhone5sdocomoの電波を掴むまで

SIMトレイにR-SIM10+を敷いて、その上にSIMをセットする

まず、R-SIM10+をSIMトレイの裏側に引っ掛けるようにを敷きます。

表側はこんな感じです。

この上に、使いたいSIMを載せます。

R-SIM10+の設定をする

電源を入れてしばらくするとR-SIM10+の設定画面が出てきます。

今回はauiPhone5sを使いましたので、この画面では「au」を選択しました。次の画面では、

「TMSI.2G3G4G」を選択します。「iOS9.CDMA 4G Card」でもうまくいきますが、何が違うのかよく分かりません^^;
最後に、

の画面で「M2(iOS8-iOS9)」を選択します。すると着信音が鳴り、

こんな画面になれば設定完了です。これによって、docomo系格安SIM + R-SIM10+がauのSIMであるかのように振る舞い、SIMロックを回避することができます。

電源を再投入して、電波を掴めばOK!

R-SIM10+の設定が完了したら、一度電源を切り、再度電源を入れます。これでアクティベーションの画面が出てこないでホーム画面にたどり着きます。

しばらくして、3Gの電波を掴めば、おめでとうございます!これでdocomo系の格安SIMで使用することができます。あとは、それぞれの格安SIMのAPN設定などをすればOKですが、格安SIMの公式ページやネット上に多くの情報もあるでしょうから、設定方法の詳細はそちらに譲ります。
ちなみに、こちらでは、OCN モバイル ONE、b-mobile高速定額、DMM mobileの動作を確認しましたので、これらの会社をお使い、または、使う予定の方はご参考にしていただければと思います。

 

b-mobile 高速定額 月額 データ通信 nano SIM BM-HADN

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アクティベーションの画面に進んでしまった場合には?

最初にR-SIM10+を設定する時やしばらく使って後に、アクティベーションを要求されることがあります。

このような時は、ホームボタンを押して「緊急電話」の画面に進み、

「*5005*7672*0#」に電話を掛ける操作をします。

すると、R-SIM10+の設定をする画面になりますので、そこからやり直してください。

圏外病に関して

実は、上記の手順をそのまま実行すると、「圏外病」というものになってしまい、使用するSIMが圏外のままになり、電波を掴むことができなくなります。圏外病や圏外病からの復帰に関しては次のブログが詳しいです。
nlogn.ath.cx
simtoku.net
要は、4GをOFFにして使用する

*1:ネット上には、ゲタを履かせてSIMロックを解除するという表現が多く見られますが、実際にはSIMロックを解除しているわけではなく、回避しているだけで使用上の制限が存在します。ですので「あたかもSIMフリー版かのように使うことができ」ると表現しています。

*2:「解除アダプター」と言う名前で売られています。繰り返しますが、実際にはSIMロックを解除しているわけではなく…(^^)