今の時代マルチリージョン生活はまだまだ難儀だと感じた件
日本とアメリカを行き来しながら活躍されている人から度々ご依頼を受け対応しているのですが、マルチリージョン生活はなかなかに大変なようです。
LINEアカウント
US版のLINE*1と日本版のLINEが違うので、地域の設定や言語の設定を変更するような感じでは対応できない。US版のLINEで日本の電話番号に変更しようとすると、アメリカでは有効な電話番号で無いため変更ができず、日本版のLINEを使う必要がある。何かのきっかけで日本にいながらアメリカSIMのSMS認証を要求されたり、逆に、アメリカにいながら日本SIMのSMS認証を要求されたりすると詰んだりする。
App Store
地域が異なるとアプリのインストールができないので、例えばPayPayをインストールするにはApple IDの地域を日本に設定する必要がある。アメリカから日本にリージョン変更したら、アメリカの時に使っていたクレジットカードが日本の設定になると使えなくなるとか…なんでやねん!!(事情があるのは分かりますが😅)
Apple Music
上記のApple IDの地域設定がApp Storeだけで完結していれば良いが、それがApple Musicにまで影響するのが難儀である。Apple IDの地域を日本に設定した途端に、アメリカのApple Musicで購入した楽曲が利用不可になってしまう😅
結局
何かの地域設定が他の場面にも影響してしまうのが問題で、完全に解決するにはアカウントとデバイスをそれぞれの国ごとに用意するぐらいしか解決策が無いように思うのですが、どうなのでしょうか。
*1:という表現で良いのか分かりませんが、日本版のLINEと機能が違う部分がまあまああります😅
なぜか電波の弱いWiFi中継機の方に自動接続してしまう件
先日、別件で依頼を受けてお伺いしたのだけど、お客さん宅のWiFiの電波が安定しないので、その日はWiFiルーターや中継機の設定をまとめて設定変更する対応となりました。
最初はUSBの小型のWiFi子機を使っているので、それが問題ではないかと調査しつつ、内蔵WiFiモジュールの検討もしていました。
それと並行して中継機の設定をいじろうといろいろ作業をしていると、どうもWiFiルーター本体の電波の方が強いのに、なぜか電波の弱い中継機の方に接続しているような挙動を示すことに気がつきました。
WiFiルーターと中継機2つの全てに同じSSIDで接続できるようにしており、本来は一番電波の強い機器に自動的に接続するはずが、うまく機能していませんでした。
結局、利便性は下がるのですが、2つの中継機にそれぞれ別々のSSIDを設定して、明示的に近い機器を選んで接続をするような運用に変えました。
Androidカーナビを見せてもらった
Androidカーナビを付けたは良いがWiFi接続ができない😵
という依頼を受けて、いろいろ確認した結果、結局機器の不具合っぽいという結論になったのが過日のこと。
先日、交換品でWiFi接続ができるようになったので見に来て欲しいという知らせを受けて見せてもらった。
AndroidカーナビはGPSやスピーカーも車の電装に接続されているので動きがスムーズ。うちの車には自作マウンター(ブックエンドとも言う😌)で5インチスマホをくっ付けているけど、カーオーディオとのBluetooth接続やGPSの電波を安定して捉えられないなど、ちょいちょい問題があるのをなんとかかんとか使っている状況なので、Androidカーナビに変えたくなってきた😆
「わかりやすい風力発電」を読んだメモ
新型コロナ時代にあらためて考えたい、いなかのシェアハウス生活
この記事はブログリレー「 #新型コロナ時代のシェアハウス 」の29日目です。他の方の記事もぜひご覧ください。
ギークハウス広島での生活
ギークハウス広島の管理人をしています。全国に約30軒あるギークハウスは管理人によっていろんな色が出ているように感じています。その中で、ギークハウス広島はいなか暮らしができるギークハウスを意識して運営しています。
いなか暮らしと言うのは、個人の生活だけではなく、地域との繋がりも関係してきます。いなか暮らしに憧れて、いきなり移住した人が「こんなはずじゃなかった」と、半年もせずに都会に戻るケースをたまに見聞きします。その原因の一つが地域との関係づくりです。ギークハウス広島では、いなか暮らしができるギークハウスなので、そのあたりも意識しています。
管理人自身が「いなか暮らしをしよう!」と思い立血、大阪から広島にIターンで飛び込んだ移住者です。さらに東京・大阪で合わせて約20年生活していたので都会での生活にも理解があります。自分もそうですが、ギーク気質の方々はいわゆるパリピな方々とは合わなかったり、人付き合いをあまりしないで生活していたりします。そう言う方がいきなりいなか暮らしをするのはハードルが高いと思いますので、最初のステップとしてギークハウス広島でいなか暮らしをしてみると言うのをオススメしています😄
ギークハウス広島は、地域の方々と一緒に管理しているので、住民と地域との付き合いの間を管理チームが仲立ちをすると言うワンクッションがあるため、人付き合いを求めない方にはそのように、地域とのお付き合いを楽しみたいと言う方にはそのようにお手伝いしています。
家の目の前に畑があって、こちらも地域の方々と一緒に管理していて、季節ごとに種まき、苗植え、畑の管理、収穫と、土のある生活ができるのもいなか暮らしの醍醐味です。また、地域の自然を生かしたイベントも行っていて、先日は、綺麗な水の池でのみ生えている高級食材「じゅんさい」を採って食べる会をしました。
あらためて脚光を浴びるいなか暮らし
コロナ禍で日常生活が大きく変化したと言う話が毎日のように報道され続けていますが、実のところ、この辺りでの生活ではそこまで大きな変化を感じていませんでした。山奥ニートさんがこのように書いていました
共生舎があるのは山奥なので、はっきり言って新型コロナウイルスは他人事だ。
人口5人の集落まで流行り病が来たとしたら、もう日本は終わってる。
ギークハウス広島のあるところは、適度ないなかなので、ここまででは無いですが、それでも他人事と言う感じ方には共感します(高齢化率の高い地域なので、ピリピリしている感はあります^^;)。
いなか暮らしを始めてから5-6年経ち、西日本豪雨、新型コロナ禍と大きな災害を経験していますが、あらためて感じるのはいなかは災害に強いと言うことです。一つの理由としては、地域内での繋がりが強く日常的に組織的な活動がされていることです。災害時に行政の手が行き届かないところでも共助の力で解決してしまうのは感心してしまいました。
また、コロナ禍の現在、人口密集地域と比べて
- アベノマスクが早く届いた(全国配布率20%に満たないタイミング)
- 10万円の特別定額給付金も早く振り込まれた(全国給付率10%に満たないタイミング)
- マスクの品切れタイミングが遅く、解消のタイミングも早い(ように感じた)
などなど、人口密度が適度に少ないと、問題解決に要する時間・期間が短いようです。
このような災害の経験を通して、究極的には自給自足が一番だとは思いますが、自分または一家でできることには限りがあります。地域の繋がりがあることで、できることの幅が広がり、とても豊かで便利な生活ができるように思います。
いなか暮らしの不利な点として一番に挙げられる収入の面ですが、コロナ禍をきっかけにリモートワークが一気に進んだこともあり、状況は変化していくことでしょう。
インターネットで繋がり、リモートワークができて、5Gが普及し、必要なものはネットでまかなえる。ドローンによる自動配送が実現し、自動運転で好きな場所に移動できるようになる。そんな未来はすぐそこにあると思いますが、いなか暮らしの不便さは全く無く、むしろこれからどんどん快適になる未来しか見えません😄
シェアハウスであること
リモートワークが進み、オフィスの解約や縮小というニュースも見かけるようになりました。今の職場に勤めている方々は、集団で入社して社員研修を受けたり、ベテランの方に仕事を教わったりしていますが、新型コロナ時代でリモートワークが進んでいくと、そういったやり方が難しくなっていくように思います。
リモートで仕事ができるようになっても、やはりリアルでの人との対話とは役割が違うので、そんな時にシェアハウスでの生活が一助になるように思います。テーマ型シェアハウスでは、似たような人たちが集まるので、お互いに教えあったり、相談しあったりすることができます。逆に、煩わしい人間関係もあったりしますが😅
ギークハウス広島では、ベテランのいなか暮らしの方々が周りにいるのでとても心強いです。いなか暮らしに少しでも興味が出たら、まずは一泊二日でも遊びに来てください!!
おあとがよろしいようで😄