洗濯機のモーターを再利用して小水力発電ができそう??

前回の記事で、自動車のオルタネーターを再利用した水力発電は大変そうだと判明したので、

新たに洗濯機の再利用を検討してみました。

誰かやっていないか?

検索をしてみると、オルタネーターを使った水力発電とは異なり、多くの情報が見つかりました。どうやら、洗濯機のモーターを発電機に使うという話は一般的なようです。

ただし、どんな洗濯機のモーターでも良いというわけではなく、インバーター式の洗濯機という条件がつくようです。

インバーター式の洗濯機とは?

一般消費者向けの説明としては、モーターの回転数を制御し、省エネ、節水、低騒音を実現するのがインバーター機能です。モーターを発電機として再利用する立場から考えると原理的な説明が必要で、従来型は誘導モーターを使用し、インバーター式は同期モーターを使用しています。この辺りの話はTDKの下のページに詳しいです。

現代の洗濯機は全てインバーター式かと言うと、そうでもなく、省エネ、節水、低騒音をウリにするような高級機に採用されているようです。

狙い目は1990年代のインバーター

先のTDKのページによると1997年ごろからダイレクトドライブ式(つまりインバーター式)の洗濯機が登場したとあります。それを頼りに検索をしてみると東芝の当時の新製品紹介の記事が見つかりました。

10万円以上した当時の高級洗濯機も、今では買い取り価格100円、廃棄にお金がかからないだけマシと言う時代です。このあたりの機種なら捨てる神も多く見つかりそうです。

ヤフオクジモティーをチェックしながら、発電のお勉強を続けていこうと思います^^

こんなことをやりたい!(>_<)

海外の動画ですが、こんな感じにできるようです。この実験では609W(=29V×21A)の出力が得られたようです。太陽光発電換算だと1kWを超える発電量と言えるかと。一般家庭の生活は厳しいですが、小さな小屋暮らしぐらいなら十分にまかなえます。


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